脅迫的
きょうはくてき
形容動詞
標準
menacing
文例 · 用例
望月は弓子が掏摸をしているという話を、たまたま隣の部屋できいたことを奇禍として脅迫的に弓子を誘惑しようとした。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
*二 亂臣賊子の辯護をするのは不埓だといふ意味の脅迫的な手紙が二三の辯護士の許に屆いたのは事實である。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
以前から彼との間にいざこざの絶えなかつた體操の教師が、今日「一寸顏を貸して呉れ」と、吉田を雨天體操場の控室に呼び込んで、亂暴な言葉で彼をなじり、脅迫的な態度に出たといふ。
— 中島敦 『かめれおん日記』 青空文庫
こう考えて見ると、世上に謡曲亡国論の多いのも無理はない事で、その原因は皆|斯様な脅迫的謡曲家が種を蒔いたという事に帰するであろう。
— 夢野久作 『謡曲黒白談』 青空文庫
又攘夷論者も、鎖国主義的攘夷論でなくて、国家の面目を傷け、国体の尊厳を毀り、国民の意気を挫く脅迫的開国、城下の盟約開国に悲憤慷慨する尊皇愛国的な攘夷論者であつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
そして、河瀬は前田鉄工場の今度の争議に際して幾度も工場主前田弥平氏をその自宅に訪問し、そのたびに脅迫的な言葉をもって弥平氏と激論していたからであった。
— 佐左木俊郎 『仮装観桜会』 青空文庫
尼は無論に拒んだのであるが、かれは脅迫的に自分の目的を達して別れた。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
従って、ひととおりそういう脅迫的な権力が崩壊したとき、日本の知識人は、はじめておおっぴらに自身の侮蔑を表現し、憎悪を示し、それにつばきしたのであった。
— ――インテリゲンツィアと民主主義の課題―― 『誰のために』 青空文庫
作例 · 標準
その映画の悪役は、常に脅迫的なオーラを放っていた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
突然、背後から脅迫的な声が聞こえてきて、ゾッとした。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
彼はいつも何かを隠しているような、脅迫的な態度をとる。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
この地域では、最近、脅迫的な勧誘が増えていると聞きました。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite