ばら荷
ばらに
名詞
標準
bulk goods
文例 · 用例
われこの新道の交路に立てどさびしき四方の地平をきはめず暗鬱なる日かな天日家竝の軒に低くして林の雜木まばらに伐られたり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
まばらに殘る林の中に看守の居て劍|柄の低く鳴るを聽けり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
とかくするうち東の空白み渡りて茜の一抹と共に星の光まばらになり、軒下に車の音しげくなり、時計を見れば既に五時半なり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
蝉なくや小松まばらに山|禿たりなど例の癖そろ/\出で来る。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
やがて茎の頂上にむくむくと一つの団塊が盛り上がったと思うとまたたくまにその頭がばらばらに破れて数十の花弁が花火のように放散した。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
ほうら、魚の脊中もだんだんまばらになつて來たでせう。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
彼女はやや茶の間の方へ退りながら「誰が出すもんか」と小さく呟いていたが、柚木が彼女の眼を火の出るように見詰めながら、徐々に懐中から一つずつ手を出して彼女の肩にかけると、恐怖のあまり「あっ」と二度ほど小さく叫び、彼女の何の修装もない生地の顔が感情を露出して、眼鼻や口がばらばらに配置された。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
彼女はばらばらになった顔の道具をたちまちまとめて、愛嬌したたるような媚びの笑顔に造り直した。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
作例 · 標準
倉庫には、袋詰めされていないばら荷のセメントが山と積まれていた。
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ばら荷の輸送には、専用の車両やコンテナが必要となる。
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この店では、肥料をばら荷で販売しているので、必要な分だけ購入できる。
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