井守
いもり異読 イモリ
名詞
標準
newt (esp. the Japanese fire belly newt, Cynops pyrrhogaster)
文例 · 用例
その作り方は、土龍、井守、蝮蛇の血に、天鼠、百足、白檀、丁香、水銀郎の細末をまぜて……」 そんな陰謀があるとは、知らぬが仏の奈良の都へ、一足飛びに飛んだ佐助は、その夜は大仏殿の大毘盧遮那仏の掌の上で夜を明かした。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
『俊頼口伝集』下に「忘るなよ田長に付きし虫の色ののきなば人の如何答へん」「ぬぐ沓の重なる事の重なれば井守の印し今はあらじな」「のかぬとも我塗り替へん唐土の井守も守る限りこそあれ」中略、脱ぐ沓の重なると読めるは女の密かに男の辺りに寄る時ははきたる沓を脱げば、自ずから重なりて脱ぎ置かるるなりというた。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
右の歌どもはヤモリと井守を取り違えおれど、全く唐土の伝説を詠んだものだ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
赤い字は井守の腹のような色であった。
— 夏目漱石 『夢十夜』 青空文庫
この両郡を管轄している租税課出張所の権大属白井守人氏は殆ど身を挺して熱心な説諭をしたので纔に防ぎ止めたのであった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
『明治史要』に「福島県権知事|清岡公張ヲ以テ白河県権知事ト為シ、民部大録|武井守正(逸之助姫路藩士)ヲ白石県権知事ト為シ、大学少丞鷲津宣光(九蔵名古屋藩士)ヲ登米県権知事ト為シ、盛岡藩大参事|林友幸(半七)ヲ九戸県権知事ト為シ、小笠原長清(弥右衛門二人並ニ山口藩士)ヲ江刺県権知事ト為ス。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
」 才蔵ヒョイと地面を覗くと、猿と山猫と大きな鼬、それから腹の赤い大きな井守。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
それが急に拡張することになって、隣地角筈一番地を当時の地主武井守正氏に一坪十円で交渉を進めたが、武井氏は二十円を主張して譲らなかった。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
作例 · 標準
田んぼの脇の用水路で、赤いお腹の井守を見つけた。
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井守は日本の固有種で、昔から身近な生き物として知られている。
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子供たちが井守を捕まえては、その可愛い姿に歓声を上げていた。
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