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歯の根

はのね
名詞
1
標準
root of a tooth
文例 · 用例
下駄の歯の根に血を持つような執拗な欲求をこめて彼はざくりと公園の落葉の堆積に踏み入った。
岡本かの子 伯林の落葉 青空文庫
全く歯の根がゆるむような気ぜわしさだった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
上のまん中の二枚の歯の接触点から始まった腐蝕がだんだんに両方に広がって行って歯の根もとと先端との間の機械的結合を弱めた。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
ただし、左の下あごの犬歯の根だけ残っていたのが容易に抜けないので、がんじょうな器械を押し当ててぐいぐいねじられたときは顎骨がぎしぎし鳴って今にも割れるかと思うようで気持ちが悪かった。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
げに寒き夜かな、いう歯の根も合わぬがごとし。
国木田独歩 たき火 青空文庫
だが、中学生もやっぱり、茫漠と涯しもない天空のただ中で、小さな籠一つへ身を托したことが、そぞろ恐ろしくなって来たに違いなく、歯の根をカチカチ鳴らしていた。
渡辺温 風船美人 青空文庫
ヒッヒッヒッヒッ……」 私は歯の根も合わぬ位ふるえ出した。
夢野久作 あやかしの鼓 青空文庫
歯の根がカチカチと鳴り出した。
夢野久作 怪夢 青空文庫
作例 · 標準
虫歯が進行して、歯の根まで達してしまった。
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歯の根の治療は、時間も費用もかかる。
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歯の根が炎症を起こしていて、痛みがひどい。
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