お呼び
および
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #21158 · 青空 0 例
標準
call
文例 · 用例
それで夫人から『あなた、日本のこと、大変よく書きましたから、お上で、あなた賞めるためお呼びです。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
それより「誰ぞをお呼びやおへんのどしたら、帰っとくれやす」と言われる方が、と喬は思うのだった。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
先代の太左衛門さんは、ふとっていらっしゃいましたから、太左衛門というお名前もよく似合っていましたが、当代の太左衛門さんは、痩せてそうしてイキでいらっしゃるから、羽左衛門さんとでもお呼びしたいようでした。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
お師匠をお部屋へお呼びなされて富本のお稽古をお始めになられたのも、よほど昔からのことでございましたでしょう。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
そしてまた、婆様がおたわむれに私を「吉三」「吉三」とお呼びになって下さった折のその嬉しさ。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
そんなつもりで、お呼びしたのでは、……」と言いかけて、泣き面になった。
— 太宰治 『父』 青空文庫
あそこのおでんやは、わたくし、せんから知っているんですけど、きょう、あなたをお呼びしてって、おかみさんにたのんだら、とてもいやな、へんな顔をするんですもの。
— 太宰治 『父』 青空文庫
沢田先生は、私を教員室にお呼びになって、慢心してはいけない、自重せよ、と言ってお叱りになりました。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫