老いぼれ
おいぼれ
名詞
標準
dotage
文例 · 用例
人々は驚いた、豊吉のあまりに老いぼれたのに。
— 国木田独歩 『河霧』 青空文庫
ミューズの女神も一片のチョコレットの前には、醜い老いぼれ婆にすぎないんだ。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
(こんどは自分が食いかく)ミューズを老いぼれ婆にしくさったチョコレットめ、芸術家が今|復讐するから覚悟しろ。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
どこでも土用干の着物が色とり/″\、私は何を干さうか、支那の何とかいふ奇人のまねではないが、破れ法衣に老いぼれ身心でも干さうよ、いや現に干しつゝあるではないか。
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
お互いに悪徳と冒険を誇り合い、やがて薄汚い無能の老いぼれに墜落させ合うばかりです。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
わあっはっはっ、と無気味妖怪の高笑いのこして立ち去り、おそらくは、生れ落ちてこのかた、この検事局に於ける大ポオズだけを練習して来たような老いぼれ、清水不住魚、と絹地にしたため、あわれこの潔癖、ばんざいだのうと陣笠、むやみ矢鱈に手を握り合って、うろつき歩き、ついには相抱いて、涙さえ浮べ、ば、ばんざい!
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
住職は痩せ細つて老いぼれてゐた。
— 太宰治 『陰火』 青空文庫
あの人の一生の念願とした晴れの姿は、この老いぼれた驢馬に跨り、とぼとぼ進むあわれな景観であったのか。
— 太宰治 『駈込み訴え』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
feeble-minded old man
作例 · 標準
例句