面謁
めんえつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
audience with someone of high rank
文例 · 用例
そこでヘンリー四世は、髪をかむり、洗足で、毛織の服を着て、すなわちみすぼらしい平民の姿で城門の前に佇み、氷柱むすぶ厳冬の候を外気にうたれながら法王面謁の許可の下るのを待った。
— 国枝史郎 『ローマ法王と外交』 青空文庫
その日が暮れ翌日となり、その翌日が暮れて三日目となったが法王は面謁しようとはしなかった。
— 国枝史郎 『ローマ法王と外交』 青空文庫
そこではじめてグレゴリー七世はヘンリー四世に面謁を許し、面謁をゆるされた破門の皇帝は城内に走入り、法王の足を抱き泣いて罪を謝すこと数時間、ようやく破門を免除された。
— 国枝史郎 『ローマ法王と外交』 青空文庫
「余与金輪寺混外上人相知五六年於茲、而以病脚在家、未嘗面謁、丙子秋、与石田士道、成田成章、太田農人、皆川叔茂同詣寺、得初謁、乃賦一律。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
伊東大典医伺に罷出、初而面謁す。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
大師の後ち五十年許りを經て、清和天皇の御世に、總持院の濟詮といふ當時相當高名の僧侶が、入唐の志を懷き、智證大師に面謁して、彼國の風俗を問ひ、併せて支那語の教授を請はんとしたが、智證大師は相手にせぬ。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
玄関先に、堂々と、いかなる身分の者、いかなる用件といえども、紹介する者無しには、面謁せぬと。
— 直木三十五 『三人の相馬大作』 青空文庫
御面謁できましょうか、それとも、御伝達下さりましょうか」「無礼な、その鉢巻は、何んじゃ」「お互でござろう」「何?
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
作例 · 標準
将軍は、遠方から訪れた使者との面謁を許した。
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陛下に面謁する栄誉を賜り、畏れ多くも恐縮の至りでございます。
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彼は長年の功績が認められ、ついに国王への面謁が叶った。
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