工巧
くぎょう
名詞
標準
文例 · 用例
印度で之を五明と申しますが、聲明、因明、醫方明、内明、工巧明、斯う云ふ五種類であります。
— 内藤湖南 『日本國民の文化的素質』 青空文庫
工巧明が數術に當るのであります。
— 内藤湖南 『日本國民の文化的素質』 青空文庫
その時金髮メネラオス彼を慰め答へ曰ふ、『悲しむ勿れ、アカイアの衆を嚇すことなかれ、鋭き鏃、幸に急所を外づれ、佩帶は表にわれを防ぎ得つ、下に胸甲また胴衣、 185銅工巧みにわがために造りたるもの、身を救ふ。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
枕山が同人集第三編に「温卿ノ書ハ帖ノ出ルゴトニ輙唐宋ノ名家トソノ工巧ヲ争フ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
それは声明とて言語音声に関した一切の科学、医方明とて医学、因明とて論理学、工巧明とて工学、内明とて宗教的科学及び哲学でありますけれどそれをよく取り調べて明らかに通じて居る人はごく少ない。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
王は歓喜して、工巧師を派遣した。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫