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名を売る

なをうる
表現動詞-五段-ラ行
1
標準
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文例 · 用例
今日の百画会は当時の書画会の変形であるが、展覧会がなかった時代には書画会以外に書家や画家が自ら世に紹介する道がなかったから、今日の百画会が無名の小画家の生活手段であると反して、当時の書画会は画を売るよりは名を売るを目的としてしばしば高名な書家や画家にすらも主催された。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
尤も椿岳は富有の商家の旦那であって、画師の名を売る必要はなかったのだ。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
その中で左に右く画家として門戸を張るだけの技倆がありながら画名を売るを欲しないで、終に一回の書画会をだも開かなかったというは市井町人の似而非風流の売名を屑しとしない椿岳の見識であろう。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
一体椿岳が博覧会に出品するというは奇妙に感ずるが、性来珍らし物好きであったから画名を売るよりは博覧会が珍らしかったのである。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
事実弱者の味方をして有名になったのだから、売名と云われても仕方がないが、今の世の中に名を売る手段として弱者の味方をすると云う事は愚の極だ。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
ラッパを吹き鼓を鳴らして名を売ることをせざれば、知らざる者は名をだに聞かざれど、知れる者はその包むとすれどおのずから身にあふるる光を浴びて、ながくその人を忘るるあたわずというなり。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
自分の名を売るためには、自ら進んで全級の生徒を代表し、時の大臣や顕官に手紙を送る事を少しも恐れていない。
永井荷風 ※東綺譚 青空文庫
あるいは「少年の町」が時代の人気を得たのを見て、名を売るために始める企業家もないではない模様である。
永井隆 この子を残して 青空文庫
作例 · 標準
彼は奇抜な広告戦略を次々と打ち出し、強引に世間に名を売る手法をとった。
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選挙に出馬する前に、テレビ番組に露出して広く一般に名を売っておく必要がある。
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若手俳優が売名行為だと批判されながらも、必死に名を売るために奔走している。
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名を売る(なをうる) — 幻辞.com