義経千本桜
よしつねせんぼんざくら
名詞
標準
Yoshitsune Senbonzakura (kabuki play)
文例 · 用例
その時の狂言は、義経千本桜で、染之助はすし屋の場で、弥助――実は平維盛卿になっていました。
— 菊池寛 『ある恋の話』 青空文庫
俳優は団十郎、菊五郎とその一家一門と、先代の坂東秀調が加わった大一座で、狂言は第一「泉三郎」、第二「義経千本桜」であった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
即、その中の一つなる義経千本桜の三の切、殊に江戸芝居では、常磐津がゝりで、何が何やら訣らぬ美しさに、誇張せられてゐる。
— 折口信夫 『「八島」語りの研究』 青空文庫
「君、妹背山の次には義経千本桜があるんだよ」と、津村がふとそんなことを云った。
— 谷崎潤一郎 『吉野葛』 青空文庫
「義経千本桜」の鮨屋の段から来た隠語である。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
それはさておき、今、文代と例の怪人物とは、両側に満開の桜の山をしつらえた、義経千本桜の生人形の場面を通り過ていた。
— 江戸川乱歩 『吸血鬼』 青空文庫
芝居の義経千本桜では、いちめんの花の舞台で幕があくが、史実上の二人の吉野籠りは、冬だった。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
作例 · 標準
「歌舞伎十八番の一つである『義経千本桜』は、多くの観客を魅了し続けている。」
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「義経千本桜の物語は、源義経と佐藤忠信、静御前らの悲劇的な運命を描いている。」
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「「今日の観劇は『義経千本桜』だよ。すごく楽しみ!」」
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ウィキペディア
『義経千本桜』(よしつねせんぼんざくら、義経先本桜とも)とは、人形浄瑠璃および歌舞伎の演目のひとつ。五段続、延享4年(1747年)11月、大坂竹本座にて初演。二代目竹田出雲・三好松洛・並木千柳の合作。「大物船矢倉/吉野花矢倉」(だいもつのふなやぐら/よしののはなやぐら)の角書きが付く。通称『千本桜』。源平合戦後の源義経の都落ちをきっかけに、実は生き延びていた平家の武将たちとそれに巻き込まれた者たちの悲劇を描く。
出典: 義経千本桜 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0