見送り人
みおくりにん
名詞
標準
someone who has come to say farewell
文例 · 用例
おまきの棺が寺へゆき着くと、そこにはほかにも貧しい葬式があって、その見送り人は徐々に帰りかかるところであった。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
おまきの葬式は丁度それと入れ違いに本堂に繰り込むと、前に来ていた見送り人はやはり芝辺の人達が多かったので、あとから来たおまきの見送り人と顔馴染みも少なくなかった。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
ふだんから評判のよくない母子ではあったが、それでも近所の義理があるのと、もう一つにはお作の横死が人々の同情をひいたとみえて、見送り人は案外に多いらしかった。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
見送り人の中にはお正も春子さんもいた。
— 国木田独歩 『恋を恋する人』 青空文庫
知名の人の旅立ちでも、新聞があるために妙な見送り人が増して停留場が混雑する。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
こんな旅人とこんな見送り人とは、東京駅の長い歩廊にも恐らく又とはゐまい。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
増上寺の境内に、大勢の見送り人が集っていた。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
「そんなに、げらげら笑って」 T君の見送り人は、ひどく多かった。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
作例 · 標準
葬儀には多くの見送り人が集まり、故人との別れを惜しんだ。
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駅のホームには、たくさんの見送り人が手を振っていた。
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彼はたった一人の見送り人もなく、旅立っていった。
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