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聴訟

ちょう訟
名詞
1
標準
文例 · 用例
この頃|前に浦和県の官吏となった塩田|良三が、権大属に陞って聴訟係をしていたが、優善を県令に薦めた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
しいて懇願すれば官吏の怒りに触れ、鞭で打たるるに至ったものがあり、それでも服従しないようなものは本県聴訟課へ引き渡しきっと吟味に及ぶであろうとの厳重な口達をうけて引き下がって来る。
第二部下 夜明け前 青空文庫
「史記」に「凡聴訟者必須両辞可以定是非、偏信一言折獄者、乃吏職之短才也」とあり)Well to judge depends on well to hear.(イタリア)  善い裁判は善い審問による。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
(当時弾正台と云ふ巡廻裁判があつたのだ)今一たび此の審問を受けたし、何卒片時も早く御計らひ下されたしと願ひたるに、聴訟吏は何思ひけん。
木下尚江 臨終の田中正造 青空文庫