横投げ
よこなげ
名詞
標準
throwing sideways
文例 · 用例
「見馴れねえ旅の書生さんじゃ、下ろした荷物に、寝そべりかかって、腕を曲げての、足をお前、草の上へ横投げに投出して、ソレそこいら、白鷺の鶏冠のように、川面へほんのり白く、すいすいと出て咲いていら、昼間見ると桃色の優しい花だ、はて、蓬でなしよ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
やる気だな」 うめいた左膳さっと、足をひいたのが突進の用意、即座に、左膳、半弧をえがいて豆太郎の素っ首を掻っ飛ばそうとしたが、土をつかんで身をかわした豆太郎、逃げながらの横投げ、錦糸、星のごとく、飛翔して左膳の右腕へ命中した。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫