自由勝手
じゆうかって
名詞形容動詞
標準
free
文例 · 用例
表情や、模倣の変化が自由勝手に、無量無辺に許されているものとは比べものにならないくらい、一律簡単に定型的されている。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
それとも又眞に手嚴しく自由勝手を面倒が無くて宜いとしたか、考證はしたくない。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
そも/\天狗流の奥儀を保つためには、全く兵術の心得などは弁へぬ田夫野人に剣を持たせて最も自由勝手な戦ひを演ぜしめ、それらの太刀先や振舞ひの間から真に新奇な型を発見して之を奥義の巻物のうちに加へるといふのが代々の当主の役目として掟となつてゐる。
— 牧野信一 『天狗洞食客記』 青空文庫
しかし常人はこの両極の間を自由勝手にうろうろしているものであります。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
それが、この頃では、目先の魚心と水心に結ばれて、より強大な独占資本がのぞむだけ自由勝手に日本の生産企業の中にくいこませ、本国におけると同じよりも多い利潤の吸い上げ場としての日本にすることを承知した。
— 宮本百合子 『便乗の図絵』 青空文庫
何の主義も主張もない雑誌を凡ての婦人達に提供いたしますから各々に自由勝手にお使ひ下さい。
— 伊藤野枝 『読者諸氏に』 青空文庫
その頃にはまた、おしろんぼなどという遊びもありまして、これも町内で子供達が自由勝手にはねまわって遊んでました。
— 上村松園 『京の夏景色』 青空文庫
次に、これは申すまでも無いかと存じますが、英子の行動は今後自由勝手たるべきこと。
— 尾崎秀実 『遺書』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の都合の良いように、自由勝手に物事を進めた。
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上司の許可なく、自由勝手に休暇を取ることはできない。
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子供にあまり自由勝手ばかりさせていると、わがままになるぞ。
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