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浮腫

ふしゅ
名詞
1
標準
edema
文例 · 用例
氏郷に毒を飼ったのは三成の讒に本づくと、蒲生家の者は記しているが、氏郷は下血を患ったと同じ人が記し、面は黄に黒く、項頸の傍、肉少く、目の下|微し浮腫し、其後|腫脹弥甚しかったと記してある。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
青白い浮腫がむくみ、黝い隈が周囲に目立つ充血した眼を不安そうにしょぼつかせて、「ちょっと現下の世相を……」語りに来たにしては、妙にソワソワと落ち着きがない。
織田作之助 世相 青空文庫
さうして浮腫のあるやうな青ぶくれた赤兒の死骸をその肌に抱いた。
水野仙子 嘘をつく日 青空文庫
切断のために出来た浮腫じゃあないよ。
大阪圭吉 とむらい機関車 青空文庫
君達は、あのフィラリヤって言う寄生虫のために淋巴管が閉塞がれて、淋巴の欝積を来した場合だとか、或は又、一寸した傷口から連鎖状球菌の浸入に依って、浮腫性の病後に続発的に現れる象皮病――って奴を知ってるかい?
大阪圭吉 とむらい機関車 青空文庫
加福の師匠のはからいで近くの医者にかかったが、浮腫はなかなか引かなかった。
矢田津世子 ※女抄録 青空文庫
そして、黄っぽく浮腫んだ面を横にしたまま褄さきや裾ぐけを手伝ってやりながら、窺うようにそんなことを言うた。
矢田津世子 ※女抄録 青空文庫
浮腫んで大きくなった顔のことを、母親は、こんなふうに呼び慣わしては、独りで可笑しがっていた。
矢田津世子 ※女抄録 青空文庫
ウィキペディア

浮腫(ふしゅ)とは、顔や手足などの末端が体内の水分により痛みを伴わない形で腫れる症候。むくみともいう。英語では “edema” で、語源はギリシャ語の「腫れる」を意味する “οἰδεῖν (oidein)” から派生した “οίδημα (oidema)”。

出典: 浮腫 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0