バラ色
バラいろ異読 ばらいろ
名詞名詞-の形容詞多音語
標準
rose-colour
文例 · 用例
アンリ・ベックを知らなくても、アンドレア・デル・サルトを思い出せなくっても、笠井さんは、あの三角に尖った銀色の、そうしていま夕日を受けてバラ色に光っているあの山の名前だけは、知っている。
— 太宰治 『八十八夜』 青空文庫
その子は新しい青色の着物と新しいバラ色の帽子をもらって、いまそのすばらしい晴れ着を着たところでした。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
しかし、まもなく、お日さまが沈んでしまうと、バラ色のかがやきは、海の面からも雲の上からも消えてしまいました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
けれども、雲という雲は、まだバラ色に、あるいは金色に照りはえていました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
広間のどこを見まわしても、かべというかべには、バラ色や草色の大きな貝がらが、二、三百も列を作ってならんでいました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
それから、ほかの空気の娘たちといっしょに、空にただよう美しいバラ色の雲のほうへとのぼっていきました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
広間のかべには、きれいな花もようのついている、バラ色のしゅすが、はってありました。
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
即ち例えば「春が馬車に乗って通って行った」とか、「彼女はバラ色の食慾で貪り食った」とか、「馬の心臓の中に港がある」とかいう類の行句であって、近時に於ける自由詩の大部分は、たいていこの種の詩句を、五行十行にわたって連続させたものである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
作例 · 標準
夕焼けで空がバラ色に染まり、美しい景色が広がった。
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彼女の頬は、寒さでほんのりとバラ色になっている。
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彼の描いた絵には、バラ色を基調とした優しい色合いが使われていた。
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標準
bright (e.g. life, future, prospects)
作例 · 標準
新しい仕事は、彼の将来をバラ色にすると期待されている。
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努力すれば、きっと人生はバラ色になるはずだと信じている。
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若い頃は、何もかもがバラ色に見えていた。
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