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御名

ぎょめい
名詞頻度ランク #30643 · 青空 403
1
標準
name of the emperor
文例 · 用例
「勿論、あなたの方にもいろいろの御都合もございましょうが、いくら音信不通のお約束でも、せめて御奉公の御屋敷様の御名前だけでも伺って置きたいと存じますのが、こりゃあ親の人情でございます。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
自分は天の冥加に叶って今かく貴い身にはなったが、氏も素性もないものである、草刈りが成上ったものであるから、古の鎌子の大臣の御名を縁にして藤原氏になりたいものだ。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
まだまだ此外に今上皇帝と歴代の天子様の御名前が書いてある軸があって、それにも御初穂を供える、大祭日だというて数を増す。
幸田露伴 少年時代 青空文庫
そんなお友達の御親切も何で御座いましょうけれども、今夜、御一緒の汽車で門司にお着きになってからでも御ゆっくりとお話が出来ましょう」「そ……それは……そうですが……」「わたくしもホンノ仮染の御識り合いでは御座いましょうが、心ばかりの御名残惜しみが致したいので御座いますからね。
夢野久作 女坑主 青空文庫
が、紳士として、御名誉の為にですな。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
……中にも笛は御名誉で、お十二三の頃でございましたろうか、お二階でなさいますのが、私ども一町隣、横町裏道|寂となって、高い山から谷底に響くようでござりましたよ。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
もののけはひを、夜毎の心持で考へると、まだ三|時には間があつたので、最う最うあたまがおもいから、其まゝ默つて、母上の御名を念じた。
泉鏡花 星あかり 青空文庫
此人達は天皇の御名の下に裁判権を行ふ。
平出修 公判 青空文庫