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拝觀

はいかん
名詞
1
標準
文例 · 用例
わたしは去年の秋、軍港街に移ると間もなく「鈴谷」進水式拜觀の光榮に浴し、續いて驅逐艦「しぐれ」特務艦「劍崎」の進水式に參列の榮を得て、ひたすら胸を躍らせ、行状の謹愼を保つた。
牧野信一 緑の軍港 青空文庫
夜光命に向つて、『君はゆる/\東照宮を見物し給へ』と云へば、『拜觀料の餘裕なし』といふ。
大町桂月 上州沼田より日光へ 青空文庫
よく/\拜觀運のなき男哉。
大町桂月 上州沼田より日光へ 青空文庫
それから、他の參拜者の後につゞいて、土牢拜觀の切符を買ひ、社殿の裏手崖下の穴藏の前に立つた。
嘉村礒多 滑川畔にて 青空文庫
ユキに促されて、私は極度の興奮状態で、ふら/\と石段を下り寶物館の前に來て、親王の眞筆、お馬に乘られた木像、お召物の錦の袍など拜觀して、境内の瀟洒な庭に出た。
嘉村礒多 滑川畔にて 青空文庫
右側で、御胎内拜觀の切符を賣つてゐるところに來ると、大佛さんの端坐した臺石からお腹の中に通ずる長方形の入口があり、丁度二三人の人が出て來たので、私は切符を買ひ物好きにも入つて見て、又笑ひ出した。
嘉村礒多 滑川畔にて 青空文庫
」「土牢拜觀五錢、大佛樣御胎内二錢、棧橋を渡れば三錢、岩屋に入れば五錢……どこもかしこもタダでは通しませんね。
嘉村礒多 滑川畔にて 青空文庫
それに、拜觀時間は十時から三時までと限られてあつたので、時間を有效に利用しなければ、私の計畫してゐたものは全部調べられるかどうかわからなかつた。
野上豐一郎 奈良二題 青空文庫