目の前が暗くなる
めのまえがくらくなる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to lose hope
文例 · 用例
首だとか覚悟だとかいうような言葉が話されるごとに、彼の目の前が暗くなるような気持になっていた。
— 菊池寛 『乱世』 青空文庫
」 野田はこれを聞くなり、目の前が暗くなるように思った。
— 合作の六(終局) 『五階の窓』 青空文庫
一髪の間にこういう疑いをいだいた次郎は、目の前が暗くなるような怒りを感じて、相手の太刀の下を、脱兎のごとく、くぐりぬけると、両手に堅く握った太刀を、奮然として、相手の胸に突き刺した。
— 芥川龍之介 『偸盗』 青空文庫
これから先、はたして団員二十余名が、うまく口すぎが出来ていくであろうかと思えば、この下検分の使の責任は重く、目の前が暗くなる思いがするのであったが、それでも房枝は、メキシコにいるときから、いくたびとなく夢にみていたなつかしい東京の土地を踏むのだと思うと、やっぱりうれしさの方がこみあげて来た。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
伸子は目の前が暗くなるような心持で部屋を去った。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
蘭堂は、そこまで深く考える余裕はなかったけれど、何とも知れぬいまわしさに、目の前が暗くなる様な気がした。
— 江戸川乱歩 『恐怖王』 青空文庫
作例 · 標準
丹精込めて育てた作物が台風で全滅し、農家の主人は目の前が暗くなった。
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貯金をすべて詐欺で失ったと知った瞬間、絶望で目の前が暗くなった。
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最終列車のドアが閉まるのを見て、今日中に帰れないことに目の前が暗くなった。
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