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退ける

どける
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #40449 · 青空 1401
1
標準
to put something out of the way
文例 · 用例
「それは君、昔フランスでやったものだよ」と云って若い技師の進言を言下に退ける局長もまた珍しくはないであろう。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
」 こういうことを、神仏に願っても、効くものでない、と常々から思っている源作も、今は、妻の言葉を退ける気になれなかった。
黒島傳治 電報 青空文庫
その道筋に、夥しく沈めたる材木は、恰も手を以て掻き退ける如くに、算を乱して颯と左右に分れたのである。
泉鏡花 木精(三尺角拾遺) 青空文庫
それはちょうど、数学に於てある計算はわざと虚構な数を設け、置かれた数に加減乗除してみて、所用を達した上は、再びその数を退けるという方法に似たやり方であろう。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
悟が先にあって迷いを打退けるのではない。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
お前達も迷いと慾を退けるがよい。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
」 その見当とは言わず、……ほとんど直覚的に、清葉の家を、耳の傍で叫んで、――前刻から橋の際に腰を板に附いて蹲んでいた、土方体の大男の、電車も橋も掻退けるがごとく、両手を振って駆出したのがある。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
くわツと逆上せて、小腕に引ずり退けると、水を刎ねて、ばちや/\と鳴つた。
泉鏡花 夜釣 青空文庫
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