水松
みる
名詞
標準
文例 · 用例
その水松樹の垣に囲まれた、暗い庭さきにみんな這入って行きました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
医院陶標春をつめたくて、 水松も青く冴えそめぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
道は広い荒原を通っていて、一方には荒野原、他方には巨木の林立した、公園を取り囲んだ、水松の生籬のあるところ、――そこには苔むした石でたたまれ、両側には紋章のついた柱の立っている正門があった。
— コナン・ドイル 『自転車嬢の危難』 青空文庫
ましら髯、厳かしきアツシシ、マキリ持ち、研ぎ、あぐらゐ、オンコ(水松)そぎ、心|恍れり。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
そして、本館は水松の刈込垣で繞らされ、壁廓の四周には、様々の動物の形や頭文字を籬状に刈り込んだ、※や糸杉の象徴樹が並んでいた。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
英国やドイツには、寺院の古|※、老|水松をことごとく謄記して保護を励行しおるに、わが邦には伐木の励行とは驚くの外なし。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
梟 シャルル・ボドレエル黒葉水松の木下闇に並んでとまる梟は昔の神をいきうつし、赤眼むきだし思案顔。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
梟 シャルル・ボドレエル 黒葉水松の木下闇に 並んでとまる梟は 昔の神をいきうつし、 赤眼むきだし思案顔。
— 上田敏訳詩集 『海潮音』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
水松 イチイ(Taxus cuspidata) - イチイ科イチイ属の木。(いちい、みずまつ) スイショウ(Glyptostrobus pensilis) - (旧スギ科,) ヒノキ科スギ亜科スイショウ属の木。(すいしょう、みずまつ) ミル(Codium fragile) - ミル科ミル属の海藻。(みる、すいしょう)
出典: 水松 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0