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士君子

しくんし
名詞
1
標準
gentleman
文例 · 用例
又支那の高等文學たる、士君子を反映してゐる詩の世界に於ても、例へば最も輝いたる唐の時代に於て杜甫に儒教精神を見出すに比して、李白に道教香氣を見出すが如く、餘りに古い時代を除いては、何時の代の詩にも道教香氣を見出すであらう。
幸田露伴 道教に就いて 青空文庫
そういう道学的小説観は今日ではもはや問題にならないが、為永春水|輩でさえが貞操や家庭の団欒の教師を保護色とした時代に、馬琴ともあるものがただの浮浪生活を描いたのでは少なくも愛読者たる士君子に対して申訳が立たないから、勲功記を加えて以て完璧たらしめたのであろう。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
若し斯くの如き紹介状を享くる人が、温厚篤實にして萬中庸を尚ぶ世上の士君子、例へば我校長田島氏の如きであつたら、恐らく見もせぬうちから玄關に立つ人を前門の虎と心得て、いざ狼の立塞がぬ間にと、草履片足で裏門から逃げ出さぬとも限らない。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
若し斯くの如き紹介状を享くる人が、温厚篤実にして万中庸を尚ぶ世上の士君子、例へば我が校長田島氏の如きであつたら、恐らく見もせぬうちから玄関に立つ人を前門の虎と心得て、いざ狼の立塞がぬ間にと、草履片足で裏門から逃げ出さぬとも限らない。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
識者間の考量もまたもっぱら国交上にありて、いかにして彼らと富強を均しくすべきかの問題は、士君子をして解釈に苦しましめたるや疑いあらず。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
およそ士君子の正理を説きて世道人心を感化せんとするや、その説の時に薄遇せらるるを憂えず、しかしてその理の世に誤解せらるるを憂う、当時は政府の方針すでに立憲政体を建つるに決し、明らかに聖詔をもってこれを人民に知らしめ、人民たるものすでにようやく民権の何物たるを略知したるの時代なり。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
文明の学者士君子にして、腐儒の袖の下に隠れ儒説に保護せられて、由て以て文明社会を瞞着せんとする者と言う可し。
福沢諭吉 新女大学 青空文庫
故に世上|有志の士君子が、その郷里の事態を憂てこれが処置を工夫するときに当り、この小冊子もまた、或は考案の一助たるべし。
福沢諭吉 旧藩情 青空文庫
作例 · 標準
彼は常に礼儀正しく、弱きを助けるその姿はまさに現代の士君子と言える。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
真の士君子たる者は、目先の利益に惑わされることなく正道を歩むべきだ。
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彼は裏表のない高潔な人柄で、周囲の人々から士君子として尊敬されている。
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