貰い受ける
もらいうける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to get
文例 · 用例
すゞが帰ると、間もなく、青島で彼女を貰い受けるため骨折った中津が、足繁く出入りするようになった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
誰に向っても感情の塵っ葉一つ貰い受けるような弱味のある筈はない人間でした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
けれども明治の初年と違って偶々あった材料も子孫の世となっては、反古にしてしまったものもあって、辛うじて集ったものも充分なものでなかった、がまずそれらを謄写するとか貰い受けるとかを、松山の掛員へ托して置いて、そして私は帰京した。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
素姓も知れない山の子とあっては殿の思惑もいかがあろうか、これはいっそ知人に預け、その知人の子供として貰い受けるのがよろしかろう』とな。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
記念として上げるとわざわざ云って来たものを、快よく貰い受ける勇気の出ないのは、他の好意を空くする点において、面白くないにきまっているが、これとても苦になるほどではない。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
」「折角のものだから、貰い受けるつもりだったが、あんなことがあっては……。
— 豊島与志雄 『早春』 青空文庫
吹出物ひとつ切るなり、頬ひげ一本やり損じた者があったら、たちどころに一命は貰い受けるぞ。
— TUPEJNYJ HUDOZHNIK 『かもじの美術家』 青空文庫
だが万がいち切りでもしたら、一命はきっと貰い受けるぞ。
— TUPEJNYJ HUDOZHNIK 『かもじの美術家』 青空文庫
作例 · 標準
知人から使わなくなったギターを貰い受け、独学で練習を始めた。
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祖父の形見である腕時計を貰い受け、大切に使い続けている。
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迷い犬を保護し、保健所の手続きを経て正式に貰い受けることにした。
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