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冠す

かんす
動詞-サ変-す動詞-他動詞
1
標準
to crown
文例 · 用例
西洋人が予期せざる日本の文明に驚ろくのは、彼らが開化という観念を誤まり伝えて、耶蘇教的カルチュアーと同意義のものでなければ、開化なる語を冠すべきものでないと自信していたからであるというが如きはその一例である。
夏目漱石 マードック先生の『日本歴史』 青空文庫
又は虚子が空前の大才で在来西洋人の用を足して来た分類語では、其の作物に冠する資格がないと云う意味でもない。
夏目漱石 高浜虚子著『鶏頭』序 青空文庫
王上に白を冠すれば、其文は皇なり、儲位明らかに定まりて、太祖未だ崩ぜざるの時だに、是の如きの怪僧ありて、燕王が為に白帽を奉らんとし、而して燕王|是の如きの怪僧を延いて帷を王に薦む。
幸田露伴 運命 青空文庫
さて将門が漸く加冠するやうになつてから京上りをして、太政大臣藤原忠平に仕へた。
幸田露伴 平将門 青空文庫
一人にしてその二を兼ぬる人ははなはだまれである、これを具備した人にして始めて碩学の名を冠するに足らんか。
寺田寅彦 知と疑い 青空文庫
それ『大清一統志』巻二六四を御覧、『方輿勝覧』を引いて、四川の大輪山、〈群峰|環り列なる、異人奇鬼のごとし、あるいは車に乗り蓋を張る、あるいは衣冕峩冠す、あるいは帯甲のごとく、あるいは躍馬のごとく、勢い奔輪のごとき故に名づく〉。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
その頃中坂下に住んでいて朝夕この界隈を散歩した私は馬琴の瀬戸物屋の前を通って文豪を偲ぶと共に中坂という名に興味を持ち、この中坂を冠する思案外史は中坂の何辺らあたりに住んでる人だろうと揣摩し、この思案外史の巻頭の辞を載せた『我楽多文庫』をもやはり中坂に縁があるように思っていた。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
三あな大日枝の額に、玉冠する夕日の光や、天なる美し眼ざし、――東へ、ゆるに峰越の淡雲すべる靜けさ、これやは終なる魂のひと日、すずろに心ゆらぎて、ありしを忍ぶる美き名ならし。
薄田淳介 白羊宮 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、その驚異的な業績により、世紀の偉業を冠した。
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長年の努力が実り、彼はついに栄光を冠することになった。
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その栄誉ある称号は、彼のような人物にこそ冠されるべきだ。
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2
標準
to prefix with
作例 · 標準
新しいプロジェクト名には、会社の先進性を表す言葉を冠した。
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このソフトウェアは、ユーザーフレンドリーであることを示すために、『Easy』を冠した名前になった。
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彼の署名には、尊敬の念を込めて『先生』という敬称を冠した。
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