屹度なる
きっとなる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to look stern
文例 · 用例
ぼくは言わないの、ジョージ、ワシントンも言わなかったから」「そうそうその方がいいんですよ、曲馬師と大統領とはまるで較べものになりません」「ぼくは母様、ぼくきっと大統領になりますよ」「まあいいこと、屹度なるんですよ」 母様は離れで縫物を始めなさる。
— 竹久夢二 『少年・春』 青空文庫
君の為めにだって屹度なる。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
あのときは会社だなんて、あんまりみんなでやったから損になったんだけれども、おれたちだけでやるんなら、手間にはきっとなるからな。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
どんなに早くっても今夜おそくか、明朝にきっとなるだらうと産婆が云ったために、彼は幾分か安心したのであったけれども、自分の留守にこのあまりに不思議な怖ろしい奇蹟が彼女に行はれたといふことが彼には、どうしたことだといふやうに、只驚かされてしまったのだった。
— 素木しづ 『かなしみの日より』 青空文庫
しまいには、 「今になる、蛇になる、 きっとなる、笛が鳴る、」と唄いながら、とうとう河の岸へ出た。
— 夏目漱石 『夢十夜』 青空文庫
「今日はあいにくいないけれども、そのボーイが、きっとなると、安南入を指差して、これは東洋人だが、われわれの同胞だ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
僕は和歌子さんとめおとになっても恥かしくないようにきっとなるからね――」「ほんとう?
— 地に潜むもの 『地上』 青空文庫
このかたの話をとっくりお聞きになったら、きっとなるほどとお思いになりましてよ。
— ДЯДЯ ВАНЯ 『ワーニャ伯父さん』 青空文庫
作例 · 標準
平和な日常の話をしていたが、政治の話題になると彼の表情は屹度なった。
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嘘がバレた瞬間、相手の目が屹度なり、重苦しい沈黙が流れた。
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「やり直しだ」と低い声で告げた上司の顔は、かつてないほど屹度なっていた。
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