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空テン

からテン
名詞
1
標準
tenpai with all potential winning tiles visible on table (impossible to win)
文例 · 用例
第四十一 ジャムトースプデン は薄く切ったパンへジャムを塗って二つ重ねて小さく切ってベシン皿へ並べた時、前の通りなソースを注ぎ込んで三十分間置いてからテンピで焼きます。
秋の巻 食道楽 青空文庫
先月、というと、一月のことだが、その月末ごろに、三流どこのあまりハヤラないダンスホールがダンサー各員一そう奮励努力せよ、そこで週間の売上げナンバーワンからテンまでに勲章を授与した。
道頓堀罷り通る 安吾の新日本地理 青空文庫
うち見たところ、田舎廻りの曲馬団員が、これからテントの地杭を打ちに行こうというような恰好である。
アルプスの潜水夫 ――モンブラン登山の巻 ノンシャラン道中記 青空文庫
そこには自分の兄弟も居るものですからテンバは大いに悦んでこの夜は大分酒を飲んだです。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
昭和十五、六年ごろ、支那事変が始まり、支那からテングスがこなくなるだろうと、八毛から一厘半、二厘から五厘までと、東京中駆けまわって、テングスを買いしめたのが今でも宝の持ちぐされといった形で使いきれないで家にずいぶんある。
三遊亭金馬 江戸前の釣り 青空文庫
作例 · 標準
場を精査せずにリーチをかけた結果、実は当たり牌が全て河に出てしまっている空テンだった。
「せっかくの高得点のチャンスだったのに、これじゃ空テンで上がれないじゃないか」と対局者は悔しげに呟いた。
終盤の流局間際、一人ノーテンを避けるためにあえて空テンの形を維持し、テンパイ料を確保する。
多面待ちで自信満々に勝負に出たものの、山にも河にも当たり牌が残っていない空テンだと気づき、一気に血の気が引いた。