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包まる

くるまる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
to be wrapped up (e.g. in a blanket)
文例 · 用例
ともにこの鎧に包まるる内は、貴女は海の女王なんだ。
泉鏡花 海神別荘 青空文庫
ちょうど広場とその頂との境に、一条濃い靄が懸った、靄の下に、九十九谷に介まった里と、村と、神通、射水の二|大川と、富山の市が包まるる。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
激しい薪作務の疲れのために、隣単の雲水たちは、函櫃から蒲団を取り出して、それに包まると、間もなく一斉に寝入ってしまったのだろう。
菊池寛 仇討三態 青空文庫
……身体じゅうずきずき痛んで顫えがやまぬ今こそ、小屋へはいって寝た方がいいのだが、小屋には包まるものもなく、川岸にいるより寒いのだ。
В ССЫЛКЕ 追放されて 青空文庫
ここにいても包まるものはないが、せめても焚火ぐらいはできる。
В ССЫЛКЕ 追放されて 青空文庫
来れば必ず二階へ上って、包みを拵えて降りて来ますが、それもほんの申訳の、縮緬の帛紗へ包まるくらいな細々した物で、「今夜は何を取りに来たんだい?
谷崎潤一郎 痴人の愛 青空文庫
そして、かわいい叫び、草の中の追いっくら、急な抱擁、かえって音楽のように響く言葉のなまり、一言のうちにほとばしるその情愛、口から口へ移し合う桜ん坊、それらは皆燃え上がり、天国の栄光のうちに包まるる。
LES MISERABLES レ・ミゼラブル 青空文庫
けれどもとにかくおしまい小十郎がまっ赤な熊の胆をせなかの木のひつに入れて血で毛がぼとぼと房になった毛皮を谷であらってくるくるまるめせなかにしょって自分もぐんなりした風で谷を下って行くことだけはたしかなのだ。
宮沢賢治 なめとこ山の熊 青空文庫
作例 · 標準
寒い夜は、温かい毛布に包まって眠るのが一番だ。
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赤ちゃんは、母親の腕の中で気持ちよさそうに包まっていた。
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湯気に包まれて、温泉の心地よさに身を委ねた。
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包まる(くるまる) — 幻辞.com