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鋤簾

じょれん
名詞
1
標準
(long-handled) bamboo winnow used to sift earth or sand
文例 · 用例
ばかりでなく二足三足とあるき出すと、鋤簾の先端が左右にかぶりを振って、それにつれて竹竿もこりこりと錐をもむように肩の皮膚をこするのだ。
犬田卯 青空文庫
軽い方の鋤簾は、股引を穿いたり手甲をつけたり、それからまた小魚を入れるぼて笊を探しあぐねているうち、兄の由次に逸早く持って行かれてしまったのである。
犬田卯 青空文庫
勝は歯ぎしりして腰を落し、両の手で竹竿を支え上げるようにして母に抜かれまいとするが、そうすると鋤簾の奴よけいにぶらぶらとかぶりを振って、ともすれば、小さい勝の身体を道傍へ投げとばしそうにする。
犬田卯 青空文庫
そのあとから由次が身がるに小さい方の鋤簾をかついで、口笛を吹き吹きつづいた。
犬田卯 青空文庫
やがて浩平一家のものは、よちよちと蟻が長い昆虫を運ぶような恰好をして、勝が、むしろ鋤簾そのものに曳きずられるようにしてやってくるのを殿に、丘を下りて掘割に沿い、自分の作り田へ着いた。
犬田卯 青空文庫
由次は掘割へ自分の持って来た長柄の鋤簾を投げ込んで、そして泥上げである。
犬田卯 青空文庫
」 勝はひどく汗をたらし息を弾ませながら、やっと父親の立っている足許に鋤簾の先端を突き出すと、ばたりとそこへ竹竿を投げ出した。
犬田卯 青空文庫
」 浩平は一喝して、大きな鋤簾を水音高く掘割へ投げこんだ。
犬田卯 青空文庫
作例 · 標準
農夫は、土をふるいにかけるために、古い鋤簾を使った。
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庭仕事では、小さな石を取り除くのに鋤簾が役立った。
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古墳の発掘現場では、土を慎重にふるうために鋤簾が使われていた。
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