別院
べついん
名詞
標準
branch temple
文例 · 用例
それは日蓮宗|法国寺に属する法華寺の別院であった。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
小舟は本流へ入って法華寺の別院の前を上流の方へ向っていた。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
「やめてもよかろう、やめて別院の下の涼しいところへ往って、一杯やるとしょうか」 舳の鵜匠はまた云った。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
「よかろう、別院の下なら涼しかろう」 二人の鵜匠は手縄を曳いて鵜を舟にあげた。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
「それでは別院の下へ往くとしょうか」 舟乗りとなっている男はそう云って舟の方向をぐるりとかえ、別院の方へ向けた。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
舟はみるみる別院の下へ往った。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
稲葉山の城主|斎藤義竜は、法華寺の別院で涼をとっていた。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
義竜は弘治二年の春、庶腹の兄弟|喜平次、孫四郎の二人を殺し、続いて父|道三と鷺山に戦うて父を滅してからは、美濃の守護として得意の絶頂に立っていたが、夏の間は水浴を一日も欠かすことができないので、この数年来、夏が来ると密にこの別院に隠れて、冷たい清水の湧く庭前の池に水浴するのであった。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
作例 · 標準
京都の本山に参拝した後、近くの別院にも足を運んだ。
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このお寺は、あの有名な寺院の別院として江戸時代に建てられたそうです。
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祖父の法要は、実家から近い別院で執り行うことになった。
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