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鹿爪らしい

しかつめらしい
形容詞
1
標準
formal
文例 · 用例
きのうは、そのような理由があったものだから私は、阿佐ヶ谷に鹿爪らしい顔をして、酒を飲みに出かけたのである。
太宰治 作家の像 青空文庫
このように先生が鹿爪らしい調子でものを言い出した時には、私がすぐに手帖を出してそれを筆記しなければならぬ習慣になっていた。
太宰治 黄村先生言行録 青空文庫
わたくしは母にまさか、その通りにも言えませんから、ただ池上が勧説したことだけを母に申しますと、母は「ふーむ」と鹿爪らしい顔で諾いていましたが、顎を大きくしゃくって、「いよ/\あの男は、本気になってそう言い出したのかい。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
「あの鹿爪らしい校長や校長派の感情をまた損じたに違ひない。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
また階上の翁の部屋では天下のインチキ名士連が翁を取巻いて借銭の後始末、寄附、運動費、記念碑建立、社会事業、満蒙問題なぞ、あらゆる鹿爪らしい問題を提げて、厚顔無恥に翁へ持ちかける。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
」と婆々は極めて鹿爪らしい
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
これは鹿爪らしい六芸の礼楽|射御の御とは別にしてしかも同源の語で、腰を動かすてふ本義だ。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
……昼間になつて、いか程白々しく鹿爪らしい顔をしてゐたつて、夜になればあんなにも他愛なく酔ツ払つて、あんな騒ぎを演じるんぢや、これはどうもFに軽蔑されるのも無理はない……彼は、後悔の念に駆られながら密かに呟いた。
牧野信一 或る五月の朝の話 青空文庫
作例 · 標準
彼の鹿爪らしい態度は、周りの人々を少し緊張させた。
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彼女はどんな時も鹿爪らしい言葉遣いを崩さない。
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鹿爪らしい挨拶の後に、ようやく本題に入った。
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鹿爪らしい(しかつめらしい) — 幻辞.com