山手
やまて
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #25076 · 青空 334 例
標準
place near the mountains
文例 · 用例
実は、この温泉の村に、新に町制が敷かれたのと、山手に遊園地が出来たのと、名所に石の橋が竣成したのと、橋の欄干に、花電燈が点いたのと、従って景気が可いのと、儲るのと、ただその一つさえ祭の太鼓は賑うべき処に、繁昌が合奏を演るのであるから、鉦は鳴す、笛は吹く、続いて踊らずにはいられない。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
却説小助は、家を出た其の足で、同じ村の山手へ行つた。
— 泉鏡太郎 『一席話』 青空文庫
この勢いに、男は桂谷の山手の方へ、掛稲を縫って、烏とともに飛んで遁げた。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
小菊は遅くまで一晩話し、懐かしい浪の音を耳にしながら眠ったが、翌日は泳ぎ馴れた海を見に行き、馴染のふかい町の裏通りなど二人で見て歩き、山の観音へもお詣りして、山手の田圃なかの料理屋で、二人で銚子を取り食事をした。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
千葉から少し山手へ入ったところに逆上に利く不動滝があり、そこへ詰めて通ったら、きっと頭が軽くなるだろうと親爺はそんなことも言っていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
銀子の病室は、交りばんこに罐詰の水菓子や、ケ―キの折などもって見舞がてら遊びに来る、家の抱えや本家の養女たちで賑わい、河の洲に工場をもっている罐詰屋の野良子息や、道楽半分に町に写場をもっている山手の地主の総領|子息も、三日にあげず訪ねて来た。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
永瀬はこの土地で呼ぶばかりでなく、時には神楽坂へもつれて行き、毘沙門横丁の行きつけの家で、山手の異った雰囲気のなかに、彼女を置いてみたり、ある時は向島の一号である年増の家へも連れて行き、彼女を馴染ませてみようともした。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
桂子は邸宅と商家と肩を闘はして入れ混つてゐる山手の一劃から、窪地へ低まつてゆく坂道を降りて行つた。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
作例 · 標準
夏でも山背が吹くと、肌寒く感じることがある。
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標準
hilly section of a city (e.g. the Yamate area in Kōbe)
作例 · 標準
太平洋沿岸では、夏に特有の山背が吹くことがある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア曖昧さ回避
地名
- 山手 (船橋市) — 千葉県船橋市
- 山手 (小浜市) — 福井県小浜市
- 山手 (揖斐川町) — 岐阜県揖斐郡揖斐川町
- 山手 (神戸市) — 兵庫県神戸市垂水区
- 山手 (洲本市) — 兵庫県洲本市
- 山手 (相生市) — 兵庫県相生市
- 山手 (加古川市) — 兵庫県加古川市
- 山手 (十津川村) — 奈良県吉野郡十津川村
- 山手 (古座川町) — 和歌山県東牟婁郡古座川町
- 山手 (赤磐市) — 岡山県赤磐市
- 山手 (美作市) — 岡山県美作市 吉野村 (岡山県英田郡)を参照
- 山手 (久米南町)(旧称下二ケ山手) — 岡山県久米郡久米南町 神目村を参照。
- 山手 (瀬戸内市) — 岡山県瀬戸内市邑久町
- 山手 (呉市) — 広島県呉市
- 山手 (北九州市) — 福岡県北九州市小倉南区
地域名
- 山手 (横浜市) — 神奈川県横浜市中区
- 岡山県総社市の山手地域 — 都窪郡(窪屋郡)にあった自治体に由来。
- 兵庫県西宮市甲陽園・芦屋市・神戸市にかけての六甲山麓の地域一帯。
- 山手 (小樽市) — 北海道小樽市の汎称地名。
施設
- 神戸市営地下鉄西神・山手線 — 兵庫県神戸市にある鉄道路線。
- 甲南山手駅 — 兵庫県神戸市にあるJR西日本東海道本線・神戸線の駅。
- 山手駅 — 神奈川県横浜市中区大和町二丁目にあるJR東日本京浜東北線(根岸線)の駅。
- 松井山手駅 — 京都府京田辺市にあるJR西日本片町線(学研都市線)の駅。
- 筑前山手駅 — 福岡県糟屋郡にあるJR九州篠栗線(福北ゆたか線)の駅。
地名
- 山の手 (札幌市) — 北海道札幌市西区
- 山の手 (函館市) — 北海道函館市
- 山の手 (厚岸町) — 北海道厚岸郡厚岸町
- 山の手 (大田原市) — 栃木県大田原市
- 山ノ手 (関市) — 岐阜県関市
- 山の手 (名古屋市) — 愛知県名古屋市名東区
- 山之手 (豊田市) — 愛知県豊田市
人名
- 山手殿 — 戦国時代から江戸時代前期にかけての女性。真田昌幸の正室。
出典: 山手 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0