くっく
くっく
名詞
標準
shoes
文例 · 用例
」 従兄は、例の団栗眼を光らして怒るかと思いの外、少し唇を尖らして、くっくっと吹き出しそうになった。
— 黒島傳治 『まかないの棒』 青空文庫
」 十人ばかりの焚き火を取り巻いている労働者達は、一様に京一を見て、くっくっ笑った。
— 黒島傳治 『まかないの棒』 青空文庫
忙しそうに水を担っている若者等は、京一の顔をぬすみ見て、くっくっ笑った。
— 黒島傳治 『まかないの棒』 青空文庫
私の顔を見て旅僧は耐え兼ねたものと見える、くっくっと笑い出した、もとより二人ばかりなり、知己にはそれからなったのだが、聞けばこれから越前へ行って、派は違うが永平寺に訪ねるものがある、但し敦賀に一|泊とのこと。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
(一人で参りましょう、)と傍へ退くと、親仁はくっくっと笑って、(はははは、さあ、早くいってござらっせえ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
「こんな腐った髪の毛のような蔓からも、やっぱり春になると、ちゃんと芽を出すのね」 かの女は、こんな当りまえのことを考えながら、思い切って指を出し、蔦の小さい芽の一つに触れると、どういうものか、すぐ、むす子のことを連想して、胸にくっくと込み上げる感情が、意識された。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
アデノイドがある子は暴れるということを聞いたので、入院して切ることになったのさ」 ここでかの女はまず、くっくと笑った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
娘たちはつまらない顔をして帰って行った」 かの女は娘たちの案に相違した顔を思い出すように、またくっくと笑った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
作例 · 標準
小さい子供がよちよち歩きながら、新しいくっくを履いて嬉しそうだ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
「新しいくっく、買って!」と子供が母親におねだりした。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
雨の日でも大丈夫なように、防水のくっくを選んだ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash