幻辞.com

楽茶碗

らくぢゃわん異読 らくちゃわん
名詞
1
標準
hand-moulded earthenware teacup
文例 · 用例
後年の黒楽茶碗は、最初、黒瀬戸茶碗にヒントを得て、軽便焼黒茶碗として造られたものであるとの伝説がある如く、ちょっと見て黒楽茶碗に見ゆるが、しかと、作行を見る時、長次郎ものんこうもその気宇に於て到底及ぶものではない。
北大路魯山人 志野焼の価値 青空文庫
しかも黒瀬戸は立派な姿をもって生まれ出ながら、後年軽便焼黒楽茶碗に押されて、擡頭を傷つけられた感がある。
北大路魯山人 志野焼の価値 青空文庫
決して利休の力ではないので、長次郎が生まれつき芸術的天分高い所から、利休がちょっと言うと、利休が思っていたように楽茶碗の完成を見たのでありましょう。
北大路魯山人 私の作陶体験は先人をかく観る 青空文庫
陶器に於ても楽家の楽茶碗の如きは、長次郎以来数代を重ね、各々名を成しているとは言うものの、長次郎と言い、のんこうと言い、この両人は特に出色であって、立派に芸術的生命を具え、特に秀でたるものをもっているのである。
北大路魯山人 私の陶器製作について 青空文庫
変化に乏しい楽茶碗、あるいは黒無地塗りの茶器棗の如きに於ても一つは芸術として燦然たるものあり、一つは二束三文取るに足らざるものあり、驚くべき賢愚高低があるのである。
北大路魯山人 私の陶器製作について 青空文庫
楽茶碗の如き、好個の例といえよう。
柳宗悦 民藝四十年 青空文庫
結局、造作にほかならぬ楽茶碗などを彼が熱心に作らせたことを思うと、どれだけ無造作の高麗茶碗が見えていたのか。
柳宗悦 民藝四十年 青空文庫
なるほどそう言えば黒楽茶碗はその創成の意図を、本窯たる瀬戸黒の軽便焼ということに置いていたのかも知れない。
北大路魯山人 古器観道楽 青空文庫
作例 · 標準
茶会で差し出された黒楽茶碗の、手によく馴染む柔らかな感触に感動した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
楽茶碗はろくろを使わず、手捏ねで形を作る独特の製法で知られている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
祖父の遺品の中から、千利休の時代から続く名門の楽茶碗が見つかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview