巫術
ふじゅつ
名詞
標準
shamanism
文例 · 用例
祭祀その他宗教的儀式と連関していろいろの巫術魔術といったようなものも民族の統治者の主権のもとに行なわれてそれが政治の重要な項目の一つになっていたように思われる。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
そうだとすると、昔の主権者為政者のもとに祭官、巫術師らの行なった仕事の一部は今日では彼らの後裔の科学者の手によって行なわれておるべきはずである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
これらの政府の諸機関は、少なくもその究極の目的においては、昔の祭官や巫術者のそれと共通なものをもっていることは事実である。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
またその媼巫女の、巫術の修煉の一通りのものでない事は、読者にも、間もなく知れよう。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
しきりに城下を往来したが、医をよくし、巫術、火術を知り、その頃にして、人に写真を示した。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
元来|巫術文化の原始社会などでは成り立たない常識である。
— ――再三「科学と技術」とについて―― 『生産を目標とする科学』 青空文庫
「ねえ支倉君、たしかあの女は、推摩居士の巫術術」]の方に興味を持っているんだよ。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
勿論、巫術術」]などでは、巧な扮飾を施して、それを恐ろしい鬼面に捏っち上げるのだが、現在僕の手に、それを証明する恰好な文献があるのだ。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫