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鏡立て

かがみたて
名詞
1
標準
mirror stand
文例 · 用例
田舎芝居、菜の花畑に鏡立て、よしずで囲った楽屋の太夫に、十円の御祝儀、こころみに差し出せば、たちまち表の花道に墨くろぐろと貼り出されて曰く、一金壱千円也、書生様より。
――(生れて、すみません。) 二十世紀旗手 青空文庫
お庄はじれったいような体を、窓から引っ込めて行くと、自分たちの荷物や、この家の我楽多の物置になっている薄暗い部屋へ入って、隅の方に出してある鏡立ての前にしゃがんだ。
徳田秋声 足迹 青空文庫
先刻出て行ったままに、鏡立てなどが更紗の片を被けた芳村の小机の側に置かれて、女の脱棄てが、外から帰るとすぐ暖まれるように余熱のする土の安火にかけてあった。
徳田秋声 足迹 青空文庫
鏡立てがあればたくさんですよ。
徳田秋声 青空文庫
祖母の鏡立ては木目のくっきりした渋色の艷のある四角い箱のようなものであった。
宮本百合子 この初冬 青空文庫
或る晩、髪を上げてくれるようとのことで、弥吉は、そのうしろに立ち、鏡立てをした児太郎が静かに心沈むという風に、それを覗き込んでいるのを、例によって、むしろ投げ遣りな気もちでながめた。
室生犀星 お小姓児太郎 青空文庫
手筥だの、抽斗だの、鏡立てだの、手あたり次第に掻き廻してみた。
水の巻 宮本武蔵 青空文庫
板壁には、ここに起臥する無法者の乾児が、手拭だの、着替えだの、火事頭巾だの、襦袢だのを雑多に釘へ掛けつらね、中には、誰も着手のいるわけがない、紅絹裏のあでやかな女小袖なども掛け、蒔絵の鏡立ても、たった一つ置いてあった。
空の巻 宮本武蔵 青空文庫
作例 · 標準
古い屋敷の床の間には、重厚な木製の鏡立てが置かれていた。
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「この鏡立て、デザインがおしゃれで気に入ったわ。」彼女は新しいドレッサーの上にそれを飾った。
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化粧室の鏡立ては、毎朝の身支度に欠かせない必需品だ。
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