農業者
のうぎょうしゃ
名詞
標準
文例 · 用例
農業者はまたあらゆる職業者の中でも最も多く自然の季節的推移に関心をもち、自然の異常現象を恐れるものである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
農業者に於いてもその通りで、従業員に対し肥料商に対し種苗供給者に対し、常に福を分かとうとする温な感情を持つ時は、従業員の耕耘も懇切丁寧になるからその農事は十分に出来、肥料商も粗悪な品質のものを供給しないからその効果は十分に挙がり、種苗供給者も良好な種子や苗を供給するから収穫も多くなる道理である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
國家ハ皇室下附ノ土地及私有地限度超過者ヨリ納付シタル土地ヲ分割シテ土地ヲ有セザル農業者ニ給付シ、年賦金ヲ以テ其所有タラシム。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
且ツ動カスベカラザル原理ハ、都市ノ住宅地ト異ナリテ農業者ノ土地ハ資本ト等シク其經濟生活ノ基本タルヲ以テ、資本ガ限度以内ニ於テ各人ノ所有權ヲ認メラルル如ク、土地亦其限度内ニ於テ確實ナル所有權ヲ設定サルルコトハ國民的人權ナリトス。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
しかし農業者と資本家とは、労働の真実低廉によって富んで行く。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
換言すれば、もし地主及び農業者が、彼らが生産し得る生産物の追加分と引替えに単に農業労働量の追加しか得られないならば、彼らはこれを生産しようとは企てないであろう(訳註――この註は第五版より現る)。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
しかし農業者と資本家とは労働の真実低廉によって富んで行く。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
農業者は自分自身の子供達には十分な分量の食物を与え得るかもしれぬが、しかし彼れの労働者の労賃は家族を楽々と養うには足りないであろう。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫