三家
さんけ
名詞
標準
three noble families (Kan'in, Kazan'in and Nakanoin or Koga)
文例 · 用例
二枚のゴザの上に、十三家族が坐るのだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
如何に小さい家でも二家族若くは三家族の詰込まれない家は無かつた。
— 林中の鳥 『所謂今度の事』 青空文庫
まず飛行の術とは、甲賀五十三家の内、特にわが戸沢図書虎家のみに伝わる秘法中の秘法、日の下によって最も気を負える鷲の飛ぶよりも速く、江戸の男を長崎で、一夜の内に討ち果し得るという神変不可思議の術じゃ。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
これは祖先以来の出入先で、本郷五丁目の加賀中将家、桜田堀通の上杉侍従家、桜田|霞が関の松平少将家の三家がその主なるものであった。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
元来室町幕府にあっては、斯波、畠山、細川の三家を三職と云い、相互に管領に任じて、幕府の中心勢力となって来た。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
しかも、徳川の御三家として、その藩屏たるべき、水戸の徳川|光圀の好学は、大日本史の編修となり、其の中に現はされたる大義名分の精神は、勤皇思想の温床となつてゐるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
このうちで柄本が家は、もと天草郡を三分して領していた柄本、天草、志岐の三家の一つである。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
然るに先代長政が臨終に、利章と小河とが聞き取つた遺言には、國政萬端利章、一成、内藏允の三家老で相談し、重大な事は一應之房、利安の兩隱居に告げて取り極める筈になつてゐる。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
作例 · 標準
平安時代には、藤原氏の三家が朝廷で大きな力を持っていた。
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彼が属する家系は、かつて京都の三家の一つに数えられていた名門である。
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古文書には、その時代に政治を動かした三家の名前が記されている。
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標準
three branches of the Tokugawa family (Owari, Kii and Mito)
作例 · 標準
徳川幕府を支えた御三家は、尾張、紀伊、水戸である。
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水戸藩は徳川御三家の一つとして、幕府政治に大きな影響力を持っていた。
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彼は徳川御三家の一つである紀伊徳川家の出身だ。
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