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人交り

ひとまじわり
名詞
1
標準
association with people
文例 · 用例
それは一般に嫌悪軽蔑されてる人々で取税人、犯罪人、謀叛人、遊女、癩者、乞食などであって、普通の人交りは出来なかった。
豊島与志雄 文学以前 青空文庫
当時の侍は、君父の仇をそのままに差|措いては、生きて人交りができなかった。
森田草平 四十八人目 青空文庫
「おさき持ち」「犬神筋」「人狐」など言ふ家筋として、人交りのならぬものとなつたのも多い。
折口信夫 信太妻の話 青空文庫
仏蘭西の小説を読むと零落れた貴族の家に生れたものが、僅少の遺産に自分の身だけはどうやらこうやら日常の衣食には事欠かぬ代り、浮世の楽を余所に人交りもできず、一生涯を果敢なく淋しく無為無能に送るさまを描いたものが沢山ある。
一名 東京散策記 日和下駄 青空文庫
人間は生れぬ先の事は正しく存ぜず候故に、化けて人交り仕り候」とか、「エツタ交りする者は必らず滅び候と申して、堅くあらため申候。
喜田貞吉 賤民概説 青空文庫
高柳君は口数をきかぬ、人交りをせぬ、厭世家の皮肉屋と云われた男である。
夏目漱石 野分 青空文庫
今で言う間歇遺伝ですが、当時はそれを惧れ憚って、三五郎の親の代に軽井沢に引込み、山狩りを生業に細々と暮して居りましたが、何んの因果か、三五郎の女房も、異人の上陸と、切支丹禁制のやかましい時も時、人交りもならぬ紅毛碧眼の女の子を産んで了ったのでした。
野村胡堂 裸身の女仙 青空文庫
その時、「待って下さい、違った人が一人交りました、あの人を助けて下さい」 何う潜りこんだか、竹矢来を越えて飛込んだ一人の美女、五十基の磔柱の、まだ火を掛けない最後の一本に縋りつくと、髪を振り乱して、かき口説くのでした。
野村胡堂 十字架観音 青空文庫
作例 · 標準
都会の喧騒と人交りに疲れ、週末は静かな山小屋で過ごしている。
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息子は少し内気で、なかなか積極的な人交りができないようだ。
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旅先での偶然の人交りが、思わぬ縁に繋がることもある。
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