少なげ
すくなげ
表現
標準
scarcity
文例 · 用例
居廻の者は誰|謂うとなく加茂川の横町を、根岸の馬車新道と称えて、それの狭められるために、豆腐屋油屋など、荷のある輩は通行をしない位であるが、今日は日曜故か、もう晩方であるためか、内も外も人少なげに森として、土塀の屋根、樹の蔭などには、二ツ三ツ蚊の声が聞えた。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
神式の葬礼の日に彼女は化粧はしていないが、面長で血色の好い口かずもすくなげなその女の人が、茶とか座ぶとんとか色紙類とか、門人が品物の在りかを聞くと直ぐうなずいて、それに応えて品物を取り出すふうは折口家に親しい間柄に見えた。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
作例 · 標準
皿の上に盛られた料理は、大柄な彼にはいかにも少なげに見えた。
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「なんだか元気少なげな顔をしてるけど、悩み事?」と声をかけられた。
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冬の木立は葉が落ちて、どことなく寂しく少なげな印象を与える。
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