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涙を流す

なみだをながす
表現動詞-五段-サ行
1
標準
to shed tears
文例 · 用例
あまり心の中で泣いたから、外へ涙を流すことが出來ない。
太宰治 貪婪禍 青空文庫
」といまだに涙を流す
黒島伝治 二銭銅貨 青空文庫
」 フランス映画「居酒屋」でも淪落の女が親切な男に救われて一│皿の粥をすすって眠った後にはじめて長い間かれていた涙を流す場面がある。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
さて―― もしお政が気の勝ている女ならば、自分がその夜三円持て母を尋ねると言えば、「質屋から持って来たお金なんか厭だと被仰ったのだから持て行かなくったって可う御座いますよ」と言い放って口惜し涙を流すところだが、お政にはそれが出来ない。
国木田独歩 酒中日記 青空文庫
二人の孫を手探りにして赤い涙を流すんじゃないか。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
君の御心はいかならむ、實に心細くなり候」と年效もなく涙を流す、御傍の面々も笑止に思ひ、「いや、さまでに憂慮あるな、君御戲に候はむ、我等おとりなし申すべし」といふ。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
春枝夫人は世にすぐれて慈愛に富める人、日出雄少年は彼等の間に此上なく愛重せられて居つたので、誰とて袂別を惜まぬものはない、然し主人の濱島は東洋の豪傑風で、泣く事などは大厭の性質であるから一同は其心を酌んで、表面に涙を流す者などは一人も無かつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
――そうでなくて、いかに悲痛な折からでも、若い女が商いに出てまで、客の前で紙を絞るほど涙を流すのはちと情に過ぎる。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
作例 · 標準
長年の努力が実を結び、優勝カップを手にした彼は人目をはばからず涙を流した
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悲しいニュースを見て、罪のない人々が犠牲になったことに涙を流した
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玉ねぎを切りながら涙を流している私を見て、夫が心配そうに駆け寄ってきた。
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涙を流す(なみだをながす) — 幻辞.com