尾っぽ
おっぽ
名詞
標準
tail
文例 · 用例
これじゃ、いかなだんなでも尾っぽを巻くなあたりめえでしょうよ。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
だんなの足もとに、目を光らして尾っぽをつっ立てながら、ためていますぜ」「そうか、それをきいちゃ、なおほっておかれねえや。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
たかがいなかっぺいのけんつくぐれえに尾っぽを巻いて、江戸八百八町の名折れじゃござんせんか!
— 七化け役者 『右門捕物帖』 青空文庫
はばかりながら、あれしきのけんつくに、むっつり右門ともあろうおれが、たわいなく尾っぽを巻いてたまるけえ。
— 七化け役者 『右門捕物帖』 青空文庫
おいらもう尾っぽを巻いて小さくなっているから、ひとっ走りにやってくんな」 走らせて景気よく永住町のその大園寺へ乗りつけると、ものごし態度の鷹揚さ、あいさつ口上のあざやかさ、まことにみずぎわだった男ぶりです。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
おまえのようなあきめくらがのぞいたっても、犬が星をみるようなものなんだから、尾っぽを巻いておとなしくかしこまってな」「ちぇッ。
— 因縁の女夫雛 『右門捕物帖』 青空文庫
するから、尾っぽをふるから、心のよごれぬ女までが、お雪のまうなものまでが――」 たまりかねたとみえて、新兵衛は、膝の横に寝かしてあった大刀を、じりじりと引きよせた。
— 佐々木味津三 『山県有朋の靴』 青空文庫
毛が、尾っぽの毛がそこらについているような気がしてならねえですよ。
— やまがら美人影絵 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
例句