主目的
しゅもくてき
名詞
標準
main purpose
文例 · 用例
その間には、沿革地理學があり、又金石で歴史を考證することなどは、顧炎武がその基礎をなしたことであるが、ともかくこの二つが主目的であつたのである。
— ――史記より清初まで―― 『支那史學史概要』 青空文庫
MITで修士論文の準備を進めていたケン・オールセンは、論文をまとめ終わった直後、磁気コアメモリーの信頼性確認を主目的とする実験機、MTC(Memory Test Computer)の開発を担当するチャンスを与えられた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
彼は性格を主目的に描かなかつたとはいへ、結局最後に性格が滲みでてくるわけであるが、それらの性格も新鮮でない。
— 坂口安吾 『スタンダアルの文体』 青空文庫
お松に向って、その日のあらましを物語り、明日はひとつあの異人氏の訪問を主目的として、また出かけてみるつもりだということを物語ります。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
なるほど、競馬をはじめ、競輪、オートレース、いずれも馬や自転車や自動車の品種改良向上と云ってるけれども、いずれも早く走るのが主目的な動物又は機械であるから、向上改良の筋は立っておりますよ。
— その五 衆生開眼 『安吾人生案内』 青空文庫
官界に復帰するのも働くのが主目的ではなく、恩給だけでは食ってゆけぬからなのである。
— 永井隆 『ロザリオの鎖』 青空文庫
この公債の日本政府委員は民部大蔵大輔|大隈重信と少輔|伊藤博文であるが、さなきだに財源にくるしんでいた他省方面の閣僚から、不急事業というので猛烈な反対をうけたのをあえて押切って調印したのは鉄道とは表看板で、そのじつこの百万ポンドの大半をあてがって幣制改革を行うのが、主目的であった。
— 服部之総 『明治の五十銭銀貨』 青空文庫
アメリカの総合開発におけるダムの建設は、洪水防禦が主目的であり、あと灌漑、水運などが総合的に考えられている。
— 中谷宇吉郎 『北海道開発に消えた八百億円』 青空文庫
作例 · 標準
今回の出張の主目的は、現地の工場との提携交渉をまとめることだ。
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このイベントの主目的は地域住民の交流を深めることにあり、営利は二の次だ。
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貯金の主目的を明確にしないと、つい目先の欲しいものに無駄遣いをしてしまう。
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