買い求める
かいもとめる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #41571 · 青空 165 例
標準
to buy
文例 · 用例
横浜で、Kは、サンドイッチを買い求める。
— 太宰治 『秋風記』 青空文庫
梅三爺は、自慢の重い唐鍬を振り上げ振り下ろしながら、四年前に、――この村にいたのでは、何時まで経ってもうだつがあがらないから、どこか、遠くへ行って、一辛抱して、自分の屋敷だという地所を買い求めるぐらいの小金でも、どうにかして蓄めて来たいと思うから。
— 佐左木俊郎 『土竜』 青空文庫
十年以前、はじめて東京に住んだ時には、この地図を買い求める事さえ恥ずかしく、人に、田舎者と笑われはせぬかと幾度となく躊躇した後、とうとう一部、うむと決意し、ことさらに乱暴な自嘲の口調で買い求め、それを懐中し荒んだ歩きかたで下宿へ帰った。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
また、本妙寺では、神格化された英雄である清正公の像をあしらった、小さいお寺の形をした小振りの御守を買い求めることができる。
— A WISH FULFILLED 『男子の本懐』 青空文庫
家に帰ってからの私の最初の用事は、この著者の全著作と、そのあとでパラケルスス(一四九三―一五四一、スイスの医師、化学者)とアルベルツス・マグヌス(一二〇六―八〇、トマスの師、ケルン大学に教えた科学的な博学者)の著作を買い求めることであった。
— FRANKENSTEIN, OR THE MODERN PROMETHEUS 『フランケンシュタイン』 青空文庫
それどころか、二両二分にも、三両にも買い求めるものがあらわれて来た。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
そして、絵具や画筆やカンヴァスや、凡てを新らしく買い求めるために、青いソフト帽を眼深にかぶって家を出た。
— 豊島与志雄 『未来の天才』 青空文庫
客がひとり去っても、鯨羊羹を買い求める客がすぐに後ろから現れる。
— 澤西祐典 『くじらようかん』 青空文庫