幻辞.com

血餅

けっぺい
名詞
1
標準
(blood) clot
文例 · 用例
また姑のオナリ婆さんは俯伏せになって、枕を抱えて寝ていたらしく、後頭部を縦に割付けられていたが、これは髪毛があるので血が真黒に固まり付いている上に、二人の枕元の畳と蒲団の敷合わせが、血餅でつながり合って、小さな堤防のように盛上っていた。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
その灰の痕跡は最初、堆かったものであろうが、血餅が分解して土間に吸い込まれるし、盛上った灰が又、湿気のためにピシャンコになっているので、その下に在った塵屑の形を、浮彫みたいに浮き出させている。
夢野久作 山羊髯編輯長 青空文庫
多分、犯行当時は真黒な血餅の下に沈んでいたので、誰にも気付かれないまま灰を振りかけられたものであろう。
夢野久作 山羊髯編輯長 青空文庫
その上から血餅が盛り上り、灰が引っ被さって今日まで残っていたものではないか。
夢野久作 山羊髯編輯長 青空文庫
私は自分の頤から垂れ下がっている血餅をむしり取って、それで大きな日の丸を染めつけた。
永井隆 長崎の鐘 青空文庫
作例 · 標準
採血された血液の中に、小さな血餅が浮いているのが見えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
脳の血管に血餅が詰まり、脳梗塞を引き起こした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
血餅が形成されることで、出血が止まるメカニズムだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash