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ほの明かり

ほのあかり
名詞
1
標準
faint light
文例 · 用例
眼を凝らすと、窓からの、ほの明かりを受けて、その窓のそばに、幽霊のような白いものが、スーッと突っ立っていた。
江戸川乱歩 暗黒星 青空文庫
ほのあかり秋のあぎとは〕ほのあかり秋のあぎとは、   ももどりのねぐらをめぐり、官の手からくのがれし、    社司の子のありかを知らず。
宮沢賢治 文語詩稿 五十篇 青空文庫
オリオンその他の星座が送るほのあかり、中にすっくと雪をいたゞく山王が立ち黒い大地をひきゐながら今|涯もない空間を静にめぐり過ぎるのだ。
宮沢賢治 柳沢 青空文庫
樺太の山中にて尾白鷲眼を放つ梢には横雲の縹雲ほのあかりぬ。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
二 人々はその森でしののめのほのあかりに二人を見つけ出した。
CATHAL OF THE WOOD 青空文庫
時どき風雨のひまに、うすぼんやりと雪田や峯などの形が、水銀をといたほどの、ほのあかりの中に見えることがある。
中村清太郎 ある偃松の独白 青空文庫
常夜灯の光はほとんど届かないが、目が慣れるにしたがって、曇り空にもほのあかりがあるので、地面が見わけられるようになってきた。
江戸川乱歩 影男 青空文庫
広い庭園の木立ちに包まれたあき地、空には星もないやみ夜、遠くの常夜灯のほのあかりの中に奇跡がおこったのだ。
江戸川乱歩 影男 青空文庫
作例 · 標準
暗闇の中で、唯一のほの明かりは、窓から差し込む月明かりだけだった。
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夜の帳が下りた山小屋には、ランプのほの明かりだけが灯っていた。
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遠くの町から届く、ほの明かりに安心感を覚えた。
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