遠航
えんこう
名詞
標準
文例 · 用例
鄭和の艦を泛めて遠航し、胡と偕にせるの朱祥も内侍たるをや。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
このペリイが前発の二|艘の石炭船を喜望峰とモオリシアスとに送らせるほどの用意をしたあとで、四隻の軍艦を率いて遠航の途に上ったのだ。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
ところが丁度天祥丸がまだ新品で南支那へ遠航をやってた時だ。
— 大阪圭吉 『カンカン虫殺人事件』 青空文庫
遠航専門の甲板部の為吉とは話も合わないので、夜っぴて唸っていても、為吉は別に気に止めなかったのである。
— 牧逸馬 『上海された男』 青空文庫
出入港には多少の感慨を持つのが、荒っぽいようで感傷的な遠航船員の常だった。
— 牧逸馬 『上海された男』 青空文庫