下り列車
くだりれっしゃ
名詞
標準
down-train
文例 · 用例
けれどもそのうちに下り列車が、二人の鼓膜を震憾して通過したので、やっと話が途切れた。
— 夢野久作 『怪青年モセイ』 青空文庫
今日の下り列車は金谷、堀の内、掛川の各停車場を過ぎて、浜松へ向つてゆく。
— 岡本綺堂 『小夜の中山夜啼石』 青空文庫
かれらが今日もここから乗込んだのを見ると、おとといは次の駅でいったん下車して、さらに下り列車に乗りかえてFの町へ引っ返し、きのう一日は自宅にとどまって、きょうの午前に再び出て来たものらしく思われた。
— 岡本綺堂 『深見夫人の死』 青空文庫
軽井沢の駅へおりた下り列車の乗客が、もうおおかたみんな改札口を出てしまったころに、不思議な格好をした四十前後の女が一人とぼとぼと階段をおりて来た。
— 寺田寅彦 『軽井沢』 青空文庫
……と見るうちに、左手の地蔵松原の向うから、多々羅川の鉄橋を渡って、右手の筥崎駅へ、一直線に驀進して来る下り列車の音が、轟々と近づいて来る気はいである。
— 夢野久作 『空を飛ぶパラソル』 青空文庫
二時間ばかり前に、あの松原を通った下り列車の乗客が見つけたんだがね、足下にウイスキーの小瓶がタタキ付けたったそうだよ……ハハハハハ」 私は茫然として編輯長の顔を凝視した。
— 夢野久作 『空を飛ぶパラソル』 青空文庫
彼の乘つた上り列車が停車場へついた時に待つて居た下り列車が煙突から白く蒸氣を吐いて徐ろに出て行つた。
— 長塚節 『商機』 青空文庫
即ち數分間に下り列車あるを示す也。
— 大町桂月 『多摩川冒險記』 青空文庫
作例 · 標準
東京発の下り列車に乗って、故郷へ帰省した。
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年末年始は、下り列車が非常に混雑するため、早めの予約が必要だ。
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この駅で、下り列車から乗り換える人が多い。
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