偶に
たまに
副詞頻度ランク #3085 · 青空 253 例
標準
occasionally
文例 · 用例
木の葉が偶にそよいでゐる。
— 中原中也 『深夜の峠にて』 青空文庫
多くの場合彼の話は話に終るのだが、偶には美事にやりおほせることがある。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
偶に早く起きたせゐもあつてか、その朝を思ひ出すたび、叔母のお茶碗から立つてゐた湯気が白々と見えてくるのだ。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
――どうぞ愚人の囈言も偶にはよいとして、私の語る所を聴いて貰ひたい。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
偶には学びたくなるのも人情だから学ぶよろしいが、本の表題だけで、大体その本が分らない位なら、芸術なぞやらぬがまあよい。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
そんな批評も偶にはあれだがそんな批評しか出来ない詩人や批評家がゐるから御注意。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
拙く長々と喋舌り立てられた、偶に滑らかに出た一節の後では、面を上げて教師達を一渡り見廻した。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
待ちに待った朝は来た、朝がいかなる方面から、いかに忍び足に寄って来て、一秒ずつ額を白くしたかは徹夜凝視しても解らない、夜と朝の筋目が判然と目立つほどなら、地球の緯度線が草鞋の爪先に引っかかるわけである、しかも争う可らざるは朝の神秘なり、一たび臨むとき、木偶には魂を、大理石には血を与る。
— 小島烏水 『奥常念岳の絶巓に立つ記』 青空文庫
作例 · 標準
仕事が忙しいけれど、たまには温泉にでも行ってゆっくり羽を伸ばしたい。
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たまにしか連絡をくれない息子から、珍しく電話がかかってきた。
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「たまには贅沢して、高級なフレンチレストランで食事をしようよ」
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