愛心
あいしん
名詞
標準
love
文例 · 用例
つまり、隣家の仕合せに對して乾盃を擧げるといふやうな博愛心に似たものを持つてゐるのかも知れない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
つまり、隣家の仕合せに対して乾盃を挙げるといふやうな博愛心に似たものを持つてゐるのかも知れない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
長い説教ではなかったが神の愛、貧窮の祝福などを語って彼がアーメンといって口をつぐんだ時には、人々の愛心がどん底からゆすりあげられて思わず互に固い握手をしてすすり泣いていた。
— 有島武郎 『クララの出家』 青空文庫
もし其の作者が現代に生まれて筆を執ったらば、おそらく女主人公を慈愛心の深い真実の母と定めたであろう。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
性質の穏かな、言葉数の少ない、慈愛心の深い人で、殊に学問――と謂ふ程でも無いが、御家流の字が村にも匹敵するものが無い程上手で、他村への交渉、飯山藩の武士への文通などは皆この人に頼んで書いて貰ふのが殆ど例になつて居たといふ事である。
— 田山花袋 『重右衛門の最後』 青空文庫
ただ彼は自分の博愛心を恋人に知らす機会を失つたことを少なからず後悔した後で、それほどまでも秋三に踊らせられた自分の小心が腹立たしくなって来た。
— 横光利一 『南北』 青空文庫
学生の集りへ出かけても、本読みは退屈なほど長くつづき、生来論争の好きでないゴーリキイには「興奮した思想の気まぐれな飛躍を追うことが困難であり」、いつも論争者の自愛心が彼をいら立たせるのであった。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイの発展の特質』 青空文庫
そしていつも論争者の自愛心が私を焦立たせる。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
作例 · 標準
慈善事業を通じて、多くの人々に愛心を届ける活動が続けられている。
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彼は弱者に対する深い愛心を持ち、生涯を社会奉仕に捧げた。
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病気で苦しむ子どもたちに愛心をもって接する看護師たちの姿に感動した。
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災害で被災した人々へ、国内外から温かい愛心の支援が寄せられた。
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