分業
ぶんぎょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #11570 · 青空 318 例
標準
division of labor
文例 · 用例
建築が設計者製図者を始めとしてあらゆる種類の工人の手を借りてできあがるように、一つの映画ができあがるまでには実に門外漢の想像に余るような、たくさんの人々の分業的な労働を要するのである。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
つまり言へば吾々は、西洋人がその一人の女に課する二つの要求――家庭に於ける母性と社交に於ける娼婦性――とを、初めから厳重に分離されて、家庭には妻をおき、社交界には芸者をおき、夫々別々の分業観から専門に教育して来たのである。
— 萩原朔太郎 『家庭の痛恨』 青空文庫
「いったい、この頃は芸術でも教育でも何でも彼でもあまりに専科的分業的になり過ぎている。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
新聞に従事して居る程の人は固より知って居られるであろうが、今の分業の世の中では、批評というものは一の職業であって、能評の功を成就せんと欲するには、始終その所評の境界に接して居ねばならぬ、否身をその境界に置いて居ねばならぬものだ。
— 森鴎外 『鴎外漁史とは誰ぞ』 青空文庫
ところがその後、各人の天分、好き嫌い等の色々な事情で次第次第に分業になって来ると同時に、その楽器の種類も太鼓、大鼓、小鼓、笛の四ツになってしまったらしい。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
分業だから、少しも休むわけには行かなかった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
本文の手写に専念する工房がある中で、イニシャルや朱書きに特化したところが生まれ、文様や装飾画にはまた、別の工房が専門にあたるといった分業化が進んでいきました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
分業による効率化に加え、これによって原本を確定できるようになったことは、伝言ゲームの繰り返しによるノイズの増大を抑える上でも効果がありました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
作例 · 標準
小さな町工場だが、部品の設計と組み立てで明確に分業することで驚異的な生産性を叩き出している。
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夫婦で家事を完全に分業制にしたおかげで、共働きでもお互いのストレスがぐっと少なくなった。
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この巨大プロジェクトは各チームの専門性を最大限に活かすため、徹底した分業体制で進められる。
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